私の末弟JA5CBB/JH5AVM)が阿南工業高校の電気課へ入学しアマチュア無線クラブで

部活していました、その当時の部長が現アナンデンカ社長の「近ちゃん」でした、

　弟が従事者免許取った翌年に私も松山へ試験に行き運良く合格したので

　昭和40年頃だったと思うので すか

　無線機の自作に着手しました。

　　私はもうすでに社会人でした

　から安いながらも給料を貰って

　いたので受信機を自作し送信機

　はトリオの88Dを購入しました

　ところが電気が本職でない私に

　取って、受信機と送信機のセッ

　ティングから解らなくて

　右よりJA5CHQ,JH5AVM「工校1年生」　　トラブルの連続でした。

　

送信した電波が受信機の高周波段に回り込みハウリングを起こしたり、自作受信機の発信器

が不安定で自分の受信機の安定度が悪いのに係わらず、相手の周波数が変動している

と勘違いする事も有りました。

メーカー製のリグも発売されていない時代で、もちろん電波形式はAM変調でで有り

SSBに成ったのはそれから数年後の事でした。

手探り状態で悩んでいた時、弟から部活の部長をされていた「近ちゃん」を

紹介して貰い、自転車をこいで訪ねていきました、まだ学生服のよく

似合った高校生でしたが丁寧に送信中の受信機をミュートする方法とか、

もろもろを教えて貰い非常に参考になりました。

　しばらくして近ちゃんから連絡があり訪ねていくと、

大学へ行くので帰るまでこの受信機を貸すので使って下さいとの事、

すごく嬉しく喜んで借りて帰りました。

　それは小林無線が作った業務用の遠洋漁業で使っている受信機で

すばらしい安定度を保っていて、当時コンタクトした人の周波数の安定度がはかれる

との事でコンタクト中に周波数の変動を良く訪ねられた記憶が有ります。
　

　やがてアマチュア無線にもSSBの時代が押し寄せて来ました、

同時にメーカー製のリグもかなり販売されるようになり、

私は八重洲無線のFL50と借用している小林無線の受信機で3.5MHZ帯で

アクティブに活動していました、

ある時私の家へJA5HTとJA5LQが訪ねて来てくれました。

　年代も私と余り変わらなかった、

この三人でしばらくお付き合いが公私ともに深くなりましたが、

JA5HTは残念ながら数年前に自分の工場の事故で亡くなり

私に取って大切な友人の一人を失いました、

JA5LQさんは町議を務められ、そのご果樹の栽培を本業とされています、

現在も時々お目に掛かって親交をを暖めています。
　

　アマチュア無線の事を語れば幾らでもありますが、

アマチュア無線を開局した事によって自分の人生で本当に大きく感化を受けました、

JA5HT、JA5LQ、JA5BHZ、JA5BKK、

JA5FE、JA5BFM、JA5DOA、JA5CFV, JA2BHV, 各氏、

その他大切な友人が沢山出来ました、

又メーカー製のリグがなかった時代に開局できてものを作る楽しさ、

難しさ、考え方、が理解出来て本当に良かったと思っています。

　現在の様なメーカー製のリグを買ってすぐにコンタクトするのも、

アマチュア無線家かもしれませんが、

何だかそうでは無かった時代の昔が懐かしい気がして成りません、

これは私の年のせいでしょうか。

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　昭和45年頃3.5MHZ帯で良く交信して頂いてた、皆さんの同好会に

参加させて頂き楽しい一時代を 過ごしました、しかし時の移ろいには

勝つ事は出来ず　JA5DOA 　JA5BFM 　私に取って忘れる事の出来

ない大切な先輩と、もはや交信する事が出来ません、指導して頂き

交信頂いた事に心より感謝申し上げます。

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愛知大会-左から JM1MRL , JL3MLS